株式会社マネジメントベース
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働く上での考え方・価値観について15の設問で該当状況を聞きました。結果を多変量解析・因子分析にかけて分析したところ、6つのタイプが抽出されました。5049名をタイプ別に分類すると、タイプと構成比率(%)は以下のようになりました。
※働くこと・仕事の価値観
仕事に対する考え方・価値観に関して「どの程度あてはまるか」を4件法で聞きました(選択肢は「とてもあてはまる」「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」「どちらともいえない」)。15の設問は、立場、出世、スキル、完成度向上、開拓、私生活、専門家、チーム、こつこつ、裁量、顧客、報酬、目標達成、世の中、組織発展等に関連する働く上での志向を問うたものになります。
男女別にタイプを見ると価値観に大きな差異が見られました。
男性は仕事や顧客・世のためにという志向が強く、一方で女性はこつこつと取り組むタイプがトップ、またスキルアップを目指すタイプが18%と高い割合を占め、女性の大きな特徴になっています(男性は12%)。
年齢別にみると、年齢が増すにつれて「大きな仕事」や「顧客・世の中・組織発展のため」タイプが増え、「報酬」、「スキルアップ志向」、「私生活優先」といった自分重視のタイプが減る傾向にあります。
現在の仕事に対する「モチベーション」の高さを軸にして、タイプ別構成をみたところ、モチベーションが中立(下記「どちらとも」)以上に高い層で、高さに比例して「顧客・世の中・組織発展のため」タイプの割合が増えています。「高い」層では同タイプが31%を占めています。
「報酬のため」、「私生活優先」といった自分重視のタイプの割合は10%未満と少数派です。また「大きな仕事を積極的に」タイプは中立以上で32〜33%と変わらず高く、高さに比例しているわけではないようです。
一方、モチベーションが低い層では、「こつこつと」、「私生活優先」タイプの割合が多くなっています。
以上の結果から、従業員をマネジメントする企業側の視点に立つと、どのような示唆が得られるでしょうか。因果関係が明確ではないために仮説の域を出ませんが、以下のことが考えられます。
● 女性の場合、より「スキルアップ」を意識させる施策やマネジメントが、価値観に合い有効
● 価値観は容易に変わるものではありませんが、モチベーションの高い層が外に目を向けているという結果から、各種研修や日頃のマネジメントにおいて、自分が「どのように仕事に取組むのか」だけでなく、仕事を通じて他者を「どうしたいのか」といったことに目を向けさせることがモチベーション向上のうえで有効
● 特に「顧客のために」、「世の中のために」、「組織発展のために」といった価値観を提示し、意識づけすることが有効
対象:民間企業・官庁・各種法人に勤務する正社員
実施時期:2007年2月末
実施方法:潟}クロミル社インターネットリサーチ
有効回答数:5,049名