「ESベンチマーク・ジャパン」ES BENCHMARK JAPAN

【設計の基本思想と構造】
~従業員の目線と、経営者の視点をもり込んだ設計~

昨今の企業の経営課題を背景にして、調査対象となる分野は以下のように幅広く網羅性を重視しています。

調査対象となる分野:職場・組織・仕事・個人

これらを背景に、従業員を取り巻く環境を総合的に調査し「見える化」する上でわかりやすいまとめ方として、三つの要素「組織」、「個人」、「上司」に分けて分析します。

特徴は、「個人」の満足やモチベーションだけに注目するのではなく、組織として「成果・業績」を発揮できているか、といった経営者の視点を盛り込み「組織」の活力を指標として設定している点です。

また、「上司」のリーダーシップについては「部下からの評価」に加えて、「自己評価」を把握し、その認識差異も分析していますので、通常の「360度リーダーシップ調査」を含んだ分析が可能です。

ESベンチマーク・ジャパンの診断

特徴1.日本企業ベンチマークで、強み・弱み・課題発見。

「より客観的に」、「科学的に」、貴社の特徴や強み・弱みを把握するために、日本企業のベンチマーク比較を用いて評価します。

5段階評価等の主観評価データの分析において、意味のある示唆を得るためにはベンチマーク視点での分析が有効です(原点を日本企業の平均点(=偏差値50と設定)において貴社・貴組織を評価します)。

自社内だけではわからない真の強み・弱みや課題を明確に出来ます。

総合評価 「組織-個人マトリックス」・・・組織風土の特徴を客観的に把握

組織-個人マトリックス図

日本企業・組織全体の平均を原点(=偏差値50)として、貴社及び貴組織が相対的にどこに位置付くかを偏差値によりプロットします。

縦軸は「組織」としての活力(=成果・業績をあげる組織か)、横軸は、そこで働く「個人」のESの高さを表します。

縦軸・横軸共に高い位置(右上の象限)が、「組織と個人共に活力にあふれる理想的な活性化組織」になります。

詳細化・・・組織活力やESモチベーションの特徴を詳細に把握

組織活力やESモチベーションの特徴の詳細

マトリックスの縦軸「組織活力」と横軸「個人ES」の構成要素を詳しく分析するのが詳細化ステップです。

ここであげられている項目はいずれも「組織活力」、「個人ES」を向上させる上で重要な項目になります。値は同じく日本企業とのベンチマークによる偏差値で表します。

成果・業績をあげる上での強みや弱みを把握できます。また個人のES向上における強みや弱みを把握できます。

組織活力 12項目・・・組織活力の特徴を詳細に把握

成果・業績を発揮する組織において重要な12項目
項目 概要
経営信頼度 従業員から経営層・上位職層に対する信頼の度合。
率先垂範を心がけ、現場の意見を尊重しているか。
顧客志向 顧客もしくは業務の相手の立場になり業務に取組んでいるか。
制度機能 人事制度等の各種制度が整備され、適切に運用されているか。従業員は納得感をもっているか。
スピード 意思決定や業務の俊敏性、期日・納期の徹底度合
戦略浸透 会社・職場において戦略・方針が明示されているか。従業員へ納得感を伴い浸透しているか。
役割采配 組織の位置づけや各メンバーの役割分担の明確さ、適切さ。
チャレンジ 現状に満足することなく、改善を心がけ、新たな取り組みや高い目標へチャレンジする度合。
コンプラ意識 社内ルール・法令遵守・セキュリティ意識の浸透度。
組織間連携 部門を越えた情報共有や組織間連携の進めやすさ。
チームワーク コミュニケーションやチームワークを重視する雰囲気。
フィードバック 組織として、目標や進捗を管理し、適切なフィードバック(Plan-Do-Check)を行なっているか。
バックアップ 教育研修や情報・ノウハウ共有による業務のバックアップ度合。

【個人ES 10項目・・・モチベーションや満足度の高さや特徴を客観的に把握】

高いES・モチベーションを維持する上で重要な10項目
項目 概要
モチベーション 仕事や職場を通じて感じているやりがいの強さ。
適正評価 仕事の成果が適切に評価され、働きに見合う報酬を得ているか。
成長実感 自分自身の成長を実感できているか、また成長が期待できる環境か。
ストレス感 質的・量的なストレスの度合。
貢献実感 会社や組織に貢献していることを実感できているか、自分の能力を発揮できているか。
志向性 仕事やキャリアに関する志向性の強さ。
参画裁量感 能動的に参画し、裁量を持ち業務に取組んでいるか。
業務特性 業務の多様性や単調性の度合。
ミッション理解 仕事の意義や全体像を把握し業務にあたっているか。
クオリティ 業務の質や業務成果に関する自己認識。

<組織活力シーン別分析>・・・組織の問題に対する要因の深堀

詳細化に続き、更に要因を構造的に分解してデータを見ることができます。

この分析では、組織の問題に精通した経営コンサルタントが、これまで経験から、「組織でよく見られる問題」についてポイントとなるシーンを切り出し提示します。

例えば、「制度機能」が低い場合、「制度自体の出来の問題」なのか、「運用における問題」なのかを分解して把握します。

同様に、「戦略浸透」では、「全社」の戦略や方針か、「部門レベル」の戦略や方針かを、また「戦略の有無・明示の有無の問題」か、明示されているが、「その内容・中身の納得性の問題」かといった視点で切り分けて把握します。

このようなシーン別分析が10点用意されています。

経営信頼度 制度機能 戦略浸透
経営信頼度 制度機能 戦略浸透

<個人モチベーション構造分析>・・・モチベーション向上の源泉・要因を把握

モチベーションの散布図

個人のモチベーションについて、その源泉を特定します。

約20からなるモチベーション要因について「現状の満足度」と「重要度(=相関係数)」により要因構造分析を行ないます。

貴組織におけるモチベーション向上の優先課題を特定する事が可能です(モチベーション向上を図る上で「重要である」にも関わらず「現状評価が低い」象限(=右下の象限)を見る)。

またそれ以外の象限をみることで、各要素の意味合いを適切に把握する事ができます。

<上司リーダーシップ分析>・・・部下評価と自己評価から多面的に把握

上司リーダーシップ

直属の上司について「部下からみた評価」と「自己評価」(組織長クラスの上司自身)を分析します。

水準や特徴(マネジメントスタイル)だけでなく、部下-自己評価の差異についても明示することが可能です。

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